予防・メインテナンス


当院では、虫歯や歯周病にならない・なりにくい口腔内環境をつくるために、さまざまな取り組みを行っております。

まずはお口の中の状態を検査し、分析します。そして一人ひとりに合わせたお口の環境づくりをサポートしていきます。

【担当衛生士制】患者さま一人ひとりに専属の衛生士が付いてケアをします。

当院では、一人の患者さまを専属の衛生士が担当する「担当衛生士制」を採用しております。

患者さまのお口の中の記録は院内でもしっかり管理しておりますが、たとえ写真や文章などで詳細に記録していたとしても、同じ人が経過を追って担当していた方がお口の中のちょっとした変化にも気が付きやすいからです。

歯の磨き方・食事の傾向・生活のリズムや習慣などは、患者さま一人ひとり異なります。

担当の衛生士はそういった患者さまの背景も考慮しながら、効果的に治療やケアができるようにアドバイスや処置(PMTC)を行わせていただいております。

リスクを把握し、一人ひとりに合った予防ケアを

虫歯や歯周病になった原因が違えば、予防法も違います。そこで当院では、お口の中の環境や体質を把握するためのさまざまな検査メニューを導入しております。

ご自身の状況を正しく把握することで、自分に合った予防法を知ることができます。

当院で行う、さまざまなリスク検査

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡は、お口の中に入るさまざまな菌を生きたまま観察することができる機器です。

お口の中には常時、数百種類の細菌が生息していると言われていますが、中でも悪性の高い菌の生息割合や運動量などを調べることで、虫歯や歯周病への罹患リスクを知ることができます。

位相差顕微鏡による検査は、当院で治療中の患者さまには無料で提供しておりますので、ご自身のお口の中をよりよく理解していただくためのツールとしてご利用いただければと思います。

サリバテスト(唾液検査)

虫歯リスクを測定するための検査です。

「毎日、しっかりと歯を磨いているんだけど虫歯になってしまう…。」という方は、そもそも体質が虫歯になりやすい体質であるということも考えられます。

検査では、唾液の量や中和力(お口の中を酸性から中性に戻す力。再石灰化を促進し溶かされたエナメル質を修復する)虫歯の原因細菌の数などが分かります。

ご自身のお口の中の環境や体質を把握することで、自分に合った予防法を知ることができます。

金属アレルギー(口腔内電流)の検査

「金属アレルギー」というと、ほとんどの方が湿疹や肌荒れ、かぶれなどといった症状を連想されるかと思います。

しかし、中にはこういった肌荒れなどの目に見える症状ではなく、頭痛や肩こり、鬱や自律神経失調症などの症状が現れる場合もあります。

これは、金属アレルギーの中でも特に「ガルバニー電流」による影響で、お口の中に種類の異なる金属が存在している場合に引き起こされる可能性があります。

「ガムやチョコを包む銀紙を間違って噛んでしまった時、キーンとしたイヤな感じがした」という経験したかたもいらっしゃるかもしれませんが、それも実は、ガルバニー電流の一つ。お口の中にある銀歯などの金属と、アルミ箔といった異種の金属同士が唾液を介して接触しあった結果、微弱な電流が流れた結果によるものです。

当院で導入している口腔内電流測定器(Oral Techtor)は、お口の中のガルバニー電流を測ると同時に溜まっている電流を放電する機能も備わっているため、一時的に症状を柔らけることも可能です。

もちろん、根本解決のためにはお口の中の金属を取り除く必要がありますが、まずは現在の不調が金属によるものなのかどうかを判断する検査としてご利用いただければと思います。

毛髪ミネラル検査

毛髪ミネラル検査とは、髪の毛を検査することによって、体内に蓄積された「有害ミネラル」の量や種類を測定するための検査です。

歯科治療使用される金属の中には有害ミネラルとしてあげられる水銀などが含まれているものもあり、かつ、これらの金属は長年お口の中に存在することによってその成分が溶けだし、体内にどんどん蓄積されていきます。

そして、その蓄積された有害物質が一定量を超えてしまうと、金属アレルギーを発症したり体に症状を及ぼすようになります。

現在、お口の中に銀歯がある方でも、金属アレルギーのリスクがなく審美的にも気にならないのであれば無理に除去する必要はありませんが、体内への有害ミネラルの蓄積量が多い方の場合、金属を使用した治療は避けた方が良いでしょう。

また、毛髪ミネラル検査では、体に必要な必須ミネラルがどれだけ取得できているかも調べることができますので、健康面に関するアドバイスなどをレポートで届けてもらうことも可能です。

【PMTC】(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

PMTCとは、医師や歯科衛生士が、専門器具を用いて歯面洗浄を行う事を言います。

歯の表面に付着したタバコのヤニ・紅茶コーヒーの色素などを取除き、歯面洗浄後、再石灰化を促進させるジェルを塗って歯質の強化をうながします。

PMTCで期待される効果
  • プラークの再付着を防ぎ、むし歯予防
  • 歯周病予防
  • 歯周疾患の治癒促進
  • 口臭改善

【3DS】お口の中を、むし歯になりにくい環境に整える予防処置

3DSとは、ある特定のお薬を使ってミュータンス菌だけを取り除き、お口の中の環境をむし歯になりにくいものに変えるというまったく新しい治療方法です。

薬剤はマウスピース(ドラッグリテーナー)を用いて歯のみに浸透させるため、薬の効果を確実に最大限発揮できる安全なシステムです。

3DSによる除菌効果持続期間は、通常のブラシングだけでも2ヶ月~12ヶ月と言われています。

3DSは、完全なむし歯や歯周病の予防にはなりませんが、お口の中がさっぱりし、口臭も防げるというメリットもあります。

3DSの行程
  1. 唾液検査を行います
  2. 歯の型取りを行いドラッグリテーナー作製します
  3. PMTCにてしっかりと歯面洗浄します
  4. ドラッグリテーナーに薬剤を流し込み歯に被せて除菌します
除菌後のホームケア

1日1~2回程度、専用のトレーにジェルを入れて、5分間維持し歯の表面に作用させます。これを1週間毎日続けると、その間に形成されるバイオフィルムの中にはムシ歯菌が含まれなくなります。

点滴療法

当院では、歯科治療中に気軽に受けて頂ける健康増進メニューとして点滴療法を取り入れております。

なぜ歯科医院で点滴をするの?と不思議に思われるかもしれませんが、全身の免疫力が低下することで虫歯や歯周病を悪化させてしまうというデータもありますので、お口の中の健康を守るという意味でも点滴療法は有効な治療法と言えるでしょう。

最近では高濃度ビタミンC点滴を行うことで抗がん効果が期待できると話題になりましたが、高濃度ビタミンC点滴は抗がん効果以外にも、疲労回復や美白効果、血行の促進や脳の機能向上など、さまざまな効果が期待できると言われております。

点滴は通常、30分から1時間ほど時間をかけてゆっくりと体内に薬を注入していくため、忙しいビジネスマンや時間に追われる主婦の方にとってはハードルが高いエイジングケア法かもしれませんが、歯科治療と同時に行うことで時間も有効に使うことができます。

当院では、ビタミンCの他にもさまざまな点滴メニューをご用意しております。

疲労回復や美肌効果を目的とした主婦の方からパフォーマンスを上げたいビジネスマンの方まで、多くの方にご利用いただいております。

点滴の種類と期待される効果

高濃度ビタミンC点滴
歯周病予防・免疫力のアップ・疲労回復・美白効果・シミ、そばかす

シーパラ
疲労の原因物質を燃焼・口内炎の予防、回復・健康的なダイエット効果

ラエンネック(プラセンタ)
細胞の活性・新陳代謝や血行の促進・自己治癒力アップ

グルタチオン
解毒作用・デトックス効果・シミ、そばかす・肝斑の予防

ジアイナミックス注射液
新陳代謝や血行の促進・消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など