過剰な活性酸素が老化を加速!


過剰な活性酸素が老化を加速!

「体がさびる」という言葉、最近よく耳にしますが、具体的にはどういう意味なのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?実は「体がさびる」というのは、体が酸化している状態を指します。私たちが呼吸で取り入れる酸素のうち、約2%は強い酸化作用を持つ「活性酸素」に変わると言われています。この活性酸素が必要以上に増えてしまうと、酸化が進み、白髪やシワ、シミなどの老化現象が次々と現れてくるのです。

では、アンチエイジングの大敵である「活性酸素」が必要以上に増える原因について、いくつかご紹介します。
まず、ストレスの多い生活です。ストレスを感じると、それに反応して活性酸素が過剰に作られてしまいます。運動や趣味でストレスをうまく発散し、リラックスした生活を心がけましょう。
次に紫外線です。日焼け止めを塗らずに強い紫外線を浴びると、体はそれから身を守るために活性酸素を発生させます。紫外線対策を怠ると、シワやシミだけでなく皮膚ガンのリスクも高まりますので注意が必要です。
喫煙も大きな要因です。タバコには有害物質がたくさん含まれていて、それから細胞を守るために活性酸素が生成されます。受動喫煙でも同じ影響がありますので、周囲にも気を配りましょう。
最後に、お酒の飲みすぎです。アルコールの摂取量が多すぎると、活性酸素が増えてしまいます。適量を守って楽しむことが大切です。
活性酸素自体は体を守るために必要なものですが、その量が多すぎると逆に体にダメージを与えてしまいます。活性酸素の過剰生成を防ぐためには、普段の生活習慣を見直すことが基本です。年齢とともに体の抗酸化力は衰えていくので、若い頃よりも自分の体をしっかり労わってあげましょう!健康的なライフスタイルを送って、いつまでも若々しさを保ちたいですね。