すぐに口臭を抑えたい
目次
- 1 今すぐに口臭を何とかしたい!状況別口臭対策法!
- 2 症状別口臭対策!こんな臭いにはどうすればいい!?
- 3 実は知られていない、こんなことでも口臭は治まるちょっと得する裏ワザ
- 3.1 すっぱいものを想像しただけでも口臭は治まる?
- 3.2 口の中でガムなどを転がしておくと唾液がでて口臭が治まる?
- 3.3 濃い目のお茶でくちゅくちゅウガイをすると口臭が治まる?
- 3.4 舌をガーゼで拭くと口臭が収まる?
- 3.5 銀のスプーンを舐めると口臭が収まる?
- 3.6 鼻呼吸の習慣をつけると口臭が収まる??
- 3.7 氷を口にふくむと口臭が抑えられる??
- 3.8 顎をマッサージすると唾液がでて、口臭を止める?
- 3.9 シナモンスティックで口臭が止まる?(シナモンの抗菌作用)
- 3.10 唾液がでる「あー」「いー」「うー」「べー」体操で口臭が止まる?
- 3.11 ナッツで口臭が止まる?
- 3.12 生野菜の食物酵素で腸の調子を整えると口臭が収まる?
- 3.13 りんごは天然の歯ブラシ!?
- 3.14 パイナップル・パパイヤが口臭を抑える??
- 3.15 ヨーグルトで口臭が止まる?
- 3.16 柿のタンニンが口臭を消す??
- 3.17 柿のタンニンが口臭を消す??
- 3.18 ポリフェノール入りのもので口臭が止まる??
- 3.19 水を積極的に摂取することで口臭を止める?
- 3.20 よく噛むことで、口臭を抑える?
- 3.21 表情豊かに生活すると口臭が収まる?
- 3.22 うがい用イソジン、コンクールF等の消毒液の活用で口臭が収まる?
- 3.23 ハーブで口臭が消える?
- 4 本当は怖い、アナタのあんな癖や習慣が口臭を悪化させている
- 5 口臭まとめ
今すぐに口臭を何とかしたい!状況別口臭対策法!
当院では「口臭外来」を行っており「ほんだ式口臭治療」に対応しています。口臭でお悩みの方はご相談下さい。
朝起きた時、口が臭い・・・こんな時、どうする??
朝起きた時の口臭の主な原因は、お口の中の細菌が産生するガスです。ですから、お口の中で細菌が繁殖すればするほど、口臭もきつくなるというわけです。
唾液が少ないと口臭が発生する
唾液は天然の抗菌成分を含んだ洗浄液です。その唾液が少ないと、当然ながらお口の中の細菌がどんどん増え、口臭が発生してしまうのです。眠っているあいだは唾液の分泌もかなり減少しています。そのため、夜のあいだにどうしても細菌が繁殖して口臭を発生させてしまいます。起き抜けの口臭は誰にでもある、生理的な口臭です。朝起きた時の口臭の主な原因は、お口の中の細菌が産生するガスです。ですから、お口の中で細菌が繁殖すればするほど、口臭もきつくなるというわけです。
朝の口臭を防ぐ秘訣は寝る前にあり!
朝の口臭を防ぐ秘訣は寝る前にあります。寝る前にできる限り細菌を減らしておくこと、つまりハミガキを徹底的に行うことです。歯ブラシだけでなく、ワンタフトブラシやフロスといった補助的な用具も積極的に使いましょう。
毎食後よりも、寝る前のケアが大切
ブリッジの下などは臭いやすいので、歯間ブラシを通します。毎食後のハミガキよりも、寝る前のケアの方が大切であると言っても過言ではありません。しっかり細菌除去したら、寝る直前の仕上げとして、殺菌効果のあるマウスウォッシュを使用するのも良いでしょう。また、起床後再度歯磨きをし、増えた細菌を除去することで、一日の口臭を大幅に防ぐことができます。
いびき・口を開けて寝る癖のある人は口臭に注意
いびきや口を開けて寝る癖のある人は、口の中が乾燥する分、細菌がより繁殖してしまいます。ドラッグストアで売っている、いびきや口呼吸の防止グッズを使うだけで朝の口臭もかなり軽減するはずです。また、寝酒は睡眠中の脱水を引き起こし、ただでさえ少ない唾液をさらに減らしてしまいます。朝の口臭が気になるなら、寝酒は控えましょう。意外かもしれませんが、しっかり朝食を食べるだけでも口臭はかなり軽減します。
緊張した時、口が臭くなる!こんな時、どうする!?
緊張すると、唾液の分泌量が低下します。緊張した時に口がカラカラになるのはそのためです。唾液は副交感神経優位、つまり“リラックスモード”の時に多く分泌されます。逆に交感神経優位、つまり“アドレナリンモード”のときには、天然の洗浄液である唾液が出にくくなり、細菌が増えて口臭が発生します。
対策は、まず水を飲むこと
対策としては、まずは水を飲むよう心掛けてみましょう。細菌を洗い流せるとともに、唾液の材料となる水分を補給することができます。また、飲むという行動により多少緊張を和らげる効果もあります。また、ガムを噛むのも良いでしょう。
リラックスして、唾液を出やすくさせましょう
気をつけるべきこととして、口臭を恐れて口を固く閉じたまま黙っていると、唾液の出もますます悪くなり悪循環です。状況によりますが、できるだけ表情豊かにしゃべる機会をもつようにしましょう。ゆっくりと腹式呼吸をするだけでも、副交感神経が優位になり、唾液が出やすくなります。
人にばれずに、唾液を分泌させて口臭を抑える方法
こっそり唾液腺を刺激する方法もあります。ひとつは、すっぱいものの味を想像すること。もうひとつは、舌下小丘マッサージです。舌の先で舌の裏側の付け根を触ってみてください。コリっとした唾液の出口がわかりますか。これが舌下小丘です。これを舌先で刺激すると、唾液の量を増やすことができます。
ニンニクを食べて、口が臭い・・・こんな時、どうする!?
ニンニクにはアリシンという成分が含まれており、これが体内で分解された結果、アリルメルカブタンという悪臭物質に変わります。またこの物質は血流に乗って全身に運ばれ、汗や吐く息などに乗って排出されます。ですから、ニンニクを食べたあとハミガキをカンペキにしたとしても、やっぱりニオってしまいます。
アリシンを退治するコツは牛乳にあり。
アリシンに関しては、根本的にニオイを消す対策はないのですが、食前食後に牛乳を飲むことで、牛乳のタンパク質がアリシンを包み込んでくれるため、多少の効果が期待できます。
コーヒー牛乳やヨーグルトがさらに有効であるとする人もいます。りんごや緑茶など、ポリフェノールの効果を期待する方法もあります。また、口臭ケア製品を使用する場合は、噛むタイプではなく、飲み込むタイプのものがよいでしょう。
即効性はありませんが、早くニオイ成分を追い出すという意味では、水分を多く摂取し、半身浴などで汗を流したり、トイレに行ったりして、代謝・排出してしまうというのもひとつの方法です。
お酒を飲むと口が臭くなる・・・こんな時、どうする!?
アルコールが体内に入ると、肝臓で分解され、アセトアルデヒドという物質になります。これが体内をめぐり、肺から酒臭い息として排出されます。加えて、一般にお酒を飲むとトイレが近くなることからもわかるように、アルコールには利尿作用があり、身体から水分を奪ってしまうため、唾液の分泌が減少することになり、細菌が増えて口臭が発生しやすくなります。
酒の席では、お水が口臭に有効
まずは水分補給が大切です。脱水から減少した唾液量を回復するためだけでなく、アセトアルデヒドを分解・代謝するのにも水分は不可欠です。飲んだお酒の二倍量の水を飲むべき、とする専門家もいます。
水・ストレートアップルジュースが口臭対策に
飲酒前にコップ一杯、飲酒中にもできれば少しずつ水を飲むようにしましょう。ぬるい水を飲むのが一番良いですが、口臭対策のポリフェノールやアセトアルデヒド分解を助けるビタミンCの摂取を兼ねて、ストレートのアップルジュースなどをたくさん飲んでも良いでしょう。濃い目の緑茶をたくさん飲む方法は、口臭対策の観点からは良いですが、緑茶自体にも利尿作用がありますので、水分補給という意味では注意が必要です。
酒の席では氷が、口臭対策に効果を発揮する!
飲みの席上で口臭が気になった際に、すぐできるのは、氷を口に含む方法です。冬の生ゴミが夏ほどニオわないのと同じように、温度を下げることで細菌が出す悪臭ガスの量を抑えることができます。
デートの時に口臭が臭わないようにしたい!
デート前に服装や髪型ばかりに気を取られがちで、口腔内の清掃がおろそかになっていると、いざデートを始めてから口臭が気になるハメに。また、緊張すると唾液の分泌量が減少するため、細菌が繁殖し、口臭が発生しやすくなります。
ともかく歯磨きは徹底的に!
とにかくハミガキはしっかりと行って下さい!また、歯ブラシだけでは細菌の8割しか落とせていません。フロスで歯と歯のあいだに潜む残りの2割もとってからデートに臨んでください。フロスで取れた歯垢を嗅ぐと、そのニオイにびっくりしますよ!
忘れてはいけない。舌磨き
もうひとつ注意すると良いのが、舌苔(ぜったい)です。舌苔とは舌の表面についているもので、これがうっすらと白く付いている場合は正常ですが、分厚かったり、色がついている場合には、細菌の温床となっていますので、少しきれいにしておきましょう。
キレイにするとはいえ、舌をゴシゴシこすってはいけません。舌の表面は大変デリケートで柔らかいため、傷つけてしまうと味覚障害や舌痛症などの深刻な症状を引き起こす可能性がありますし、かえって舌苔もつきやすくなってしまいます。舌苔を取るときには、柔らかいブラシやガーゼ、綿棒等でそっとなでるようにするか、専用の舌ブラシ・舌クリーナーを購入しましょう。ここまで口腔ケアしたのだからと自信を持ってください。余分な緊張や不安は逆に口臭を招きます。
デート中はガムを噛んだり、唾液量を増やすこと、こまめな水分補給が大切
対策は行ったものの、デート中に緊張して口臭が気になるなら、上述したように、ガムをかんだり、舌下小丘を刺激して、唾液量を増やしましょう。こまめに水分補給することも大切です。笑顔でたくさんしゃべりましょう。口臭対策のタブレットやスプレーを常用するのは、決してオススメではありませんが、それで安心できるのならたまに上手に利用しても良いですね。
便秘に要注意!
便秘がひどいと、ウンチのニオイが腸から血流に乗って肺に入り、ウンチくさい息になってしまうことがあります。可能であれば便秘は前もって解消しておきましょう。
今からキスをしようという正にその瞬間に口臭が気になった時はどうすれば!?
唾液コントロールが大切
いまからキスをしようとする瞬間は緊張から唾液の分泌量が低下し、細菌が繁殖して口臭が発生する可能性があります。その瞬間に効くもの、というと難しいのですが、デート中こまめに水分補給をしていれば、キスの瞬間に唾液が足りなくて臭う危険を減らせるでしょう。すっぱいものを思い浮かべて一時的に唾液を増やすのもいいですね。また、こんな時こそケア用タブレットやブレススプレーなどを上手に利用してはどうでしょうか。
会議中に口臭が気になった場合はどうすればいい!?
会議中は緊張していること、硬い表情で黙っている機会が多いことから、唾液の分泌が低下しがちで、その結果細菌が増殖して口臭が発生しやすくなります。
口の中を乾かさないことが大切
「緊張した時」の項で述べましたが、状況が許すのであれば水分補給を行い、唾液腺を刺激したり、積極的に発言したりしましょう。また、会議前にガムをかみ、味のなくなったガムをそのまま口腔内で丸めて舌の奥で転がしておくと、サラサラの唾液がたくさん出てきます。10分ほど転がしておき、会議の始まる直前にガムを捨てても良いでしょう。
妊娠中・生理中口臭が気になる時は、どうすれば!?
研究によると、一般的な傾向として、排卵前後二日、ならびに月経の一時期に、口腔内のVSC(揮発性硫黄化合物、口臭のもととなるガス)の増加が見られるとのことです。原因は確定されていませんが、女性ホルモンの変化が歯周細胞に働きかけるため、またはホルモンバランスの崩れによって抵抗力が低下し、細菌が繁殖しやすくなるため、あるいはストレスに対し敏感になる唾液の分泌が低下するためなどと推測されています。妊娠時にも同様に口臭が起こりやすくなります。
ストレスなく、口の中を清潔に乾かさないように
お口の中を清潔にし、水分をしっかりとって、ストレスの少ない生活をしましょう。数日すれば過ぎ去るものですので、深刻にならず、その場しのぎで良いので対策をとって乗り越えましょう。マウスウォッシュや口腔保湿剤などを使うのも気持ちがいいのでオススメです。
症状別口臭対策!こんな臭いにはどうすればいい!?
酒臭い・・・アルコール臭にはどんな対策方法が??
アルコールが体内に入ると、肝臓で分解され、アセトアルデヒドという物質になります。これが体内をめぐり、肺から酒臭い息として排出されます。加えて、一般にお酒を飲むとトイレが近くなることからもわかるように、アルコールには利尿作用があり、身体から水分を奪ってしまうため、唾液の分泌が減少することになり、細菌が増えて口臭が発生しやすくなります。
まずは、水分補給。アルコールではなく水で。
まずは水分補給が大切です。脱水から減少した唾液量を回復するためだけでなく、アセトアルデヒドを分解・代謝するのにも水分は不可欠です。お酒臭さ自体は、アセトアルデヒドが時間とともにすっかり分解されてしまうまで消えません。ぬるい水を飲むのが一番良いですが、口臭対策のポリフェノールやアセトアルデヒド分解を助けるビタミンCの摂取を兼ねて、ストレートのアップルジュースなどをたくさん飲んでも良いでしょう。アセトアルデヒド分解という観点で言えば、ウコン飲料やごま、ナッツなどを摂取するのも助けになるようです。
唾液を促すために、ガム・梅干しなどを食べましょう
水分を取ったら、唾液をしっかり出し、細菌の繁殖を抑えるために、ガムをかんだり、梅干を口に含んだり、唾液腺を刺激したりしましょう。ガムを買うならキシリトールガムがおすすめです。唾液を出すだけでなく、キシリトールに細菌の活動を抑制する作用があるからです。
ニンニク・ニラ・ネギ・らっきょうのニオイ対策には何をどうすれば??
ニンニク、ニラやネギ、らっきょうなどに含まれるアリシンという成分は、体内にてアリルメルカブタンという悪臭物質に変わります。これが血流に乗って全身に運ばれ、汗や呼気などに乗って排出されます。黙って息を止めていたとしても、身体中からニオってしまう結果に。そして、根本的な消臭策は残念ながらありません。
歯磨き・お風呂・牛乳の摂取でニオイを抑える
根本的な消臭作はないものの、ハミガキしたり、お風呂に入ったりすれば、それなりに軽減はします。また、食前食後に牛乳やコーヒー牛乳、ヨーグルト等を摂取することで、牛乳のタンパク質がアリシンを包み込んでくれるため、多少の効果が期待できます。りんごを食べる、緑茶を飲む(緑茶の茶葉を噛んでも良い)など、ポリフェノールの効果を期待する方法もあります。また、口臭ケア製品を使用する場合は、噛むタイプではなく、飲み込むタイプのものがよいでしょう。
口の中が何だか生臭い?これはどうすれば?
腐った肉のような生臭いニオイは、歯垢や、それが引き起こす歯肉炎、歯周炎が原因です。歯ブラシ、フロスや歯間ブラシを使って、お口の中の細菌を減らしましょう。すぐにハミガキできないときは、唾液を増やす方法で対処します。注意すべきこととして、ミントのフリスクやコーヒーは逆効果だということを覚えておいて下さい。大切なことは水分の補給です。水でも良いですが、ペットボトルでいいので緑茶がオススメです。
味がなくなったガムでも口臭対策に有効
ガムを噛むのも唾液の分泌を助けてくれます。唾液を出すとともに細菌の活動を抑制する作用のあるキシリトールガムがおすすめです。噛んだあとは、味がなくなったガムを口の中に入れておくだけでも唾液腺を刺激する効果があります。
舌が真っ白くなっていたりする時は、そっとキレイにすると効果的
また、舌の表面が真っ白になっていたり、色がついていたりする場合は、柔らかい布などでそっと拭ってキレイにすると効果的です。最近は舌苔を分解するタブレットというものもあります。これは飲み込むものではなく、舌に乗せておくもので、キウイに含まれるアクチニジンという酵素が舌苔を分解して口臭を予防してくれるということです。
殺菌効果のあるマウスウォッシュを利用するのも、一時的・限定的ではありますが、ニオイの軽減を期待できます。また、氷を口に含み、口腔内の温度を下げて細菌の活動を抑制する方法もあります。
腐ったタマゴのようなニオイがするのは、なぜ??
腐ったタマゴのニオイは胃腸が悪いしるしです。消化不良の場合もあり、胃腸内で発酵した食べ物から出るガスが血流に乗って体内をめぐり、息として排出されます。
腐ったタマゴのニオイは薬局で解決できることが多い
薬局で胃薬や整腸剤を買って飲みましょう。簡単なものでも効果があることが多いです。また、脂っこいものを控え、毎日ヨーグルトを食べましょう。整腸成分とともに体内の悪臭ガスを消臭する成分を含むとうたったサプリもいろいろ出ているようですので、体質改善と同時に試してみてもいいかもしれません。
これらの方法はどれも即効性はないので、効果が出るまではマウスウォッシュやブレスケア系の製品に頼ることになるわけですが、フリスクやミンティアのようなミント菓子系は多量に食べると胃腸を痛めるので注意が必要です。
ウンチくさいニオイがする場合はどうすればいい?
便秘がひどい場合、腸内のガスのニオイが全身をめぐり、ウンチくさい口臭がする場合があります。
まずは便秘を解消させることが大切
ウンチ臭い場合は、まず、便秘の解消が先決ですので、水分をじゅうぶんに摂り、善玉菌や繊維質の摂取、適度な運動、よく噛んで食べる、ストレスを溜めないことを心がけましょう。このニオイを瞬時に解消する方法は残念ながらありません。腸内環境を良くするとともに悪臭成分を消臭するという触れ込みのサプリなどを使ってみるのもひとつの方法です。便秘が解消するまでは、マウスウォッシュやブレスケア系の製品でしのぐとともに、全身のデオドラント製品を利用するのが良いでしょう。
よだれ臭い場合はどうすれば??
よだれ臭いニオイは起床時や緊張した時など、唾液が減少して細菌が増えたため起こる口臭です。
緑茶で水分補給とクチュクチュうがいで対策を
一番良いのはハミガキですが、すぐにできない場合には、とりあえず水分を取りましょう。水でも良いですが、ペットボトルでいいので緑茶がオススメです。トイレに行けるのであれば、水かお茶でクチュクチュうがいをするのも有効です。トイレのついでに口を大きく開けたり広げたり、舌を前後左右につきだしたりして、大きな唾液腺を動かしておきましょう。
ガムや梅干しも効果的
ガムを噛むのも唾液の分泌を助けてくれます。唾液を出すとともに細菌の活動を抑制する作用のあるキシリトールガムがおすすめです。かんだあとは、味がなくなったガムを口の中に入れて転がしておくだけでも唾液が出ます。梅干が手に入るのであれば、口に含んでおくのもオススメです。最近はコンビニで種抜き干し梅や梅シートなど売っていますので、できるだけ酸っぱい(甘くない)のを選んで利用するのもよいでしょう。
実は知られていない、こんなことでも口臭は治まるちょっと得する裏ワザ
すっぱいものを想像しただけでも口臭は治まる?
梅干やレモンなど、すっぱいものを想像すると、唾液がワーッと出てきます。唾液は天然の抗菌洗浄剤で、口臭の原因となる細菌を洗い流してくれますので、口臭を軽減するのに有効です。
口の中でガムなどを転がしておくと唾液がでて口臭が治まる?
ガムは噛んでいる時も唾液がよく出るのですが、噛み終えて味のなくなったガムを小さく丸めて舌の上で転がしておくと、サラサラの唾液が非常によく出ます。噛んでいる時よりもさらに良く出るようです。
その理由としては、
・噛んでいるとき=食物
・噛んでいないとき=異物
と認識され、口の中に異物がある時の方が唾液の分泌がより誘発されるからです。この方法のもうひとつの利点は、舌が常に運動しているため、舌苔がつきにくいことです。また、口臭の原因となる口呼吸を自然に防止してくれます。口の中でガムを転がしているあいだはずっと多量の唾液が出ていますので、時々水分補給するのを忘れないようにしてください。
濃い目のお茶でくちゅくちゅウガイをすると口臭が治まる?
緑茶の抽出物には、ポリフェノールと呼ばれる、カテキン類やフラボノイド類が多く含まれています。このうち、カテキン類には特に臭いを抑える効果があります。抗菌、抗酸化作用があり、細菌の繁殖を抑えるとともに、化学反応で臭いを消臭する作用もあります。フラボノイドのほうも、中和反応などによる消臭作用があります。そのうえ緑茶には、タンニン酸などの有機酸も含まれ、酸化還元反応による消臭効果も発揮します。
緑茶は一煎目、二煎目が美味しいのですが、これら抗菌消臭成分は三煎目以降に多く含まれます。また、番茶やほうじ茶でも構いません。緑茶よりポリフェノールが多いとも言われています。
舌をガーゼで拭くと口臭が収まる?
健康できちんとハミガキをしている人でも、舌の表面に白い薄い膜のようなものが付くことがあります。これは、新陳代謝により剥がれた上皮や死んだ白血球などが、細菌や食べかすと一緒に舌に付着しているもので、舌苔と呼ばれます。白くて薄い状態であれば正常ですが、体調やお口の清掃不良等により、舌苔が分厚くなったり、変色したりすると、口臭のもととなりえます。
舌を傷つけないように、配慮が必要
ガーゼで拭くのも良いですが、ゴシゴシ拭いては舌の表面の大切な器官を傷めたり、舌苔がかえって付きやすくなったりします。奥から手前へかき出すように、そっと拭くようにしましょう。
銀のスプーンを舐めると口臭が収まる?
これは、キッチン用品のスチールソープと同じ原理のようです。銀色の石鹸の形をしたものを、流水下で数十秒間手にこすりつけると、手についた魚や玉ねぎの匂いが取れるというもので、ニオイの分子のマイナスイオンと、水のプラスイオンがくっついて流れていくということです。
原理はともかく、スチールソープの消臭効果には定評があるため、金属のスプーンを舌に当ててこすり、唾液と反応させてニオイを消すという方法にも一定の効果は期待できると考えて良いでしょう。この場合、スプーンは銀である必要はなく、スチールやステンレス等でも良いはずです。
実際に、ドイツのスチールソープのメーカーから、キャンディのようにしゃぶるタイプのステンレス製口臭ケアグッズが発売されており、にんにくにもタバコにも有効だとヨーロッパでは人気のようです。
(参考:ジロンカスメルキラー・ジロポップ:スメルキラーのたぐいは一時は効果が疑問視されていたが最近では一定の効果ありとする方向)
鼻呼吸の習慣をつけると口臭が収まる??
口で息をしていると、口の中が乾燥し、唾液の抗菌洗浄機能が果たされません。その結果、細菌が増え放題です。口呼吸は、口臭をはじめ、虫歯や歯周病、舌の病気、喉の病気などの原因となりますので、鼻呼吸の習慣をつけるべきです。
氷を口にふくむと口臭が抑えられる??
温度が低いと、細菌は活発に活動できなくなります。その結果、増殖も悪臭ガスの産生も速度が緩やかになります。冬の生ゴミが夏ほどニオわないのはそのためです。氷を口に含むと、口腔内の細菌の活動を抑えることができる上、水分補給もできますから一石二鳥です。ただし絶えず氷を舐めていると胃の不調をきたすので注意してください。
顎をマッサージすると唾液がでて、口臭を止める?
耳下腺、顎下線、舌下腺の三大唾液腺をマッサージして刺激しましょう。
「耳下腺」
耳の下、頬骨の内側の、上の奥歯のあたりに手を当てて、回すようにして痛くない程度に押します。
「顎下腺」
下顎の骨の左右の出っ張りから内側3センチのところを親指で押します。
「舌下線」
舌の真下を上に向かってゆっくりと押し上げます。
「舌下小丘」
また、誰にも気づかれずにできるマッサージもあります。舌の先で舌の裏側の付け根にあるコリっとした唾液の出口、舌下小丘を刺激すると、唾液の量を増やすことができます。
シナモンスティックで口臭が止まる?(シナモンの抗菌作用)
シナモンは桂皮とも呼ばれ、れっきとした漢方薬でもあります。
シナモンは、抗菌・抗ウィルス・抗真菌作用がある
シナモンには非常に広範な効能がありますが、その一つに、抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用があります。広い種類の細菌に強力に効き、胃潰瘍の原因であるヘリコバクターピロリ菌にも効果があると言われています。虫歯や歯周病の菌にも有効だという報告があり、口臭に対する効果も期待できます。実際、北米では以前よりシナモンガムというものが売られており、口臭予防と集中力向上効果が一般に受け入れられているそうです。
シナモンスティックを直接噛むと、有効成分のエッセンシャルオイルが染み出してきて口腔内に行き渡り、細菌の活動を抑えてくれるのでしょうが、味が非常に強く、よほどシナモン好きの人でないと常用することは難しいでしょう。
シナモンで作る、マウスウォッシュ!?
シナモンスティックを使って、マウスウォッシュを作る方法であれば比較的続けやすいと思われます。作り方は、シナモンスティック5本をカップ一杯の水に入れ、沸騰させます。沸騰したら火を止め、五分ほど放置。冷めるまでおいてもいいし、水をもっと増やしても良く、自分と家族の好みの加減を見つけてください。ガラス瓶に移して洗面所においておくと便利です。
アルコール含有のマウスウォッシュは刺激が強く、頻繁にうがいすることでお口の乾燥を引き起こす可能性もあるため、抗菌作用はマイルドですが、このようなナチュラルなものを使用するのも良いかもしれません。もちろんきちんとハミガキができていることが大前提です。
唾液がでる「あー」「いー」「うー」「べー」体操で口臭が止まる?
唾液をたくさん出すには、口を大きく開けたり広げたり、舌を前後左右につきだしたりして、舌や周囲の組織を刺激し、鍛えることも有効です。「あいうべ体操」というのはもともと口呼吸を鼻呼吸へ矯正するために考えられたもので、口の周りの筋肉と舌を突き出す筋肉を鍛えることができます。
・「あ」:喉が見えるほど大きく口を開ける。
・「い」:前歯をむきだし、唇を左右に大きく引く。
・「う」:唇を尖らせて突き出す。
・「べ」:思いきり舌を前に突き出す。
この四動作をワンセットとして、一日30セットが目安です。声は出しても出さなくてもOK。数日で効果が出ることもあります。口呼吸がなくなれば、口臭も劇的に改善します。
ナッツで口臭が止まる?
ナッツはよく咀嚼して食べるものですから、唾液をたくさん出すには非常に良い食べ物です。また、ナッツに含まれるマグネシウムが不足すると、歯周病にかかりやすくなります。また、アセトアルデヒドを分解するのを助けてくれるため、アルコール摂取後の口臭をできるだけ早く消したい時にも食べるとよいでしょう。
もうひとつのケースは、味覚障害により自分に不快な口臭があるように感じる(実際他人は感じていない)場合です。このような人は増える傾向にあると言われており、原因は亜鉛不足です。亜鉛はナッツを始め、ゴマや牡蠣等に含まれていますので、積極的に摂取しましょう。
生野菜の食物酵素で腸の調子を整えると口臭が収まる?
腸の調子が悪いと、消化しきれない食べ物が体内で腐ったガスや、悪玉菌が産生する悪臭ガスが、血流に乗って体内をめぐり、呼気となって口から出ることがあります。ですから、腸の調子を整えることも口臭予防の大切な一環です。
酵素で体調を整える
腸内で、食物から栄養を取り出し、吸収するのが、消化酵素の役目です。酵素はタンパク質の分子で、食事のあとには消費されて減ってしまうのですが、生野菜やフルーツを食べて酵素を補うことで、体調を整えることができます。
酵素は48度以上に加熱すると「死んでしまう」、つまり失活してしまうため、必ず生で食べることが必要です。特に皮の部分に多く含まれているため、可能であれば無農薬のものを求め、よく洗って皮ごと食べるのがオススメです。さらに、すりおろすことで酵素が2倍から3倍になります。皮ごとすりおろすのがベストということになります。
これら生野菜やフルーツを食べるタイミングは、食事の最初に食べる、また朝に食べるのがオススメです。
りんごは天然の歯ブラシ!?
りんごは食物繊維が豊富である上ポリフェノールを豊富に含んでいるため、「天然の歯ブラシ」と呼ばれることがあるほどで、口臭に対する効果が期待できます。とくにニンニク等のニオイ成分であるアリシンとりんごのポリフェノールが反応して消臭効果を発揮します。
りんごには複数のポリフェノールが含まれている
このポリフェノール、りんごにはなんと三種類も含まれており、このような果物は珍しいとのこと。とくに皮の部分には果肉の4倍のポリフェノールが含まれているので、皮ごと食べるのが理想です。ポリフェノールの抗酸化・抗菌・消臭作用に加え、クエン酸の一種であるリンゴ酸にも抗菌・消臭作用があり、口臭が気になる時に3分の1から4分の1のりんごを皮ごと食べることでかなりの改善が感じられるという報告もあります。
りんごには他にも効能がたくさんある。
りんごにはほかにも、食物繊維のリグニン、ペクチン、セルロース、りんご蜜成分のソルビトールなど、強い整腸作用を持つ成分が含まれており、口臭の原因となる便秘を解消します。また、ビタミンCやカリウムも豊富であるため、唾液分泌に悪影響を及ぼすストレスや全身の疲労を調整してくれます。ちなみに、りんごジュースは、ストレート100%のもののみ効果があります。加工されたり、添加物が入ったりしたものは、ポリフェノールもリンゴ酸も壊れてしまっているので、効果は期待できません。
パイナップル・パパイヤが口臭を抑える??
パイナップル、パパイヤ、キウイ、いちじくやメロンなどを食べて舌がピリピリした経験はありませんか?これらの果物に含まれているタンパク質を分解する酵素が、舌の粘膜を刺激しているからなのです。
この酵素が、口臭の原因となる舌苔を取り除いてくれます。食後にこれらのフルーツを口の中で30秒ほど転がしておくだけでOKです。あまり長時間放置すると、今度はフルーツに含まれる酸が歯のエナメル質を損ないますので要注意です。
最近では、舌に乗せておくだけで舌苔を分解するタブレットがよく売れているようです。これも、キウイに含まれるアクチニジンという酵素を利用したものです。
ヨーグルトで口臭が止まる?
ヨーグルトには乳酸菌がたくさん含まれており、口のなかの細菌を増殖させないようにしてくれます。舌苔対策にも有効です。ハミガキ後、少量の無糖プレーンヨーグルトで仕上げ磨きをする、という方法もあるようです。
それと同時に、腸内環境を整え、腸からくる口臭を防いでくれる効果もあります。ただしこの目的を達するには、胃酸で死なない植物性の乳酸菌で作られている、プロバイオティクスのものを選びましょう。
また、胃炎を起こすピロリ菌が原因で強い口臭を生じている場合、LG21というヨーグルトを6ヶ月間毎日食べ続けることで、ピロリ菌を100分の1以下に減らすことができるとのことです。
柿のタンニンが口臭を消す??
タンニンとは、植物の葉や皮や種から抽出されるポリフェノールのことです。緑茶や赤ワイン、栗の渋皮などにも入っています。柿タンニンは、渋柿から抽出され、かなり強い渋みを持っています。その消臭効果はお茶の7倍、ポリフェノール含有量は赤ワインの30倍というパワーです。しかも分子量が大きいため、消臭効果が長く続くという特徴もあります。
この抗菌・消臭パワーは昔から利用されており、柿の葉寿司などはその代表と言えます。現代でも、加齢臭対策の石鹸、口臭対策の歯磨き粉や消臭サプリメントなど様々な商品に応用され、評価されています。
柿のタンニンが口臭を消す??
お茶の葉を、ミルやすり鉢で粉状にしたものを口に含み、しばらくなじませるという方法です。お茶に含まれるカテキンの作用で、消臭効果が期待できます。最後は飲んでもゆすいでもOK。少量で良いので、携帯にも便利かもしれません。
ポリフェノール入りのもので口臭が止まる??
ポリフェノールの主な作用は、抗酸化作用です。高い抗菌力を持つとともに、老化を防ぎ、免疫力を高める作用があることから、口臭の原因となる歯周病を防いでくれます。ストレスや疲労を緩和するため、唾液のスムーズな分泌を助けます。また、ニンニクのニオイ成分であるアリシンと反応し、消臭効果を発揮します。ポリフェノールには何種類かあり、それぞれの含まれる主な食物は次のとおりです。
「アントシアニン」
赤ワインいちご、ナス(皮)、紫芋、ぶどう、ブルーベリー
「カテキン」
緑茶
「セサミノール」
ごま
「ルチン」
そば
「カカオマスポリフェノール」
チョコレート、ココア
「タンニン」
柿、緑茶、赤ワイン
「イソフラボン」
大豆、そらまめ
「クルクミン」
カレー粉
「クロロゲン酸」
コーヒー
水を積極的に摂取することで口臭を止める?
唾液は通常一日1リットルから1.5リットル出ています。唾液の主材料となる水を補給することは大切です。食事から取れる水分プラス、1日1リットルほどの水を飲むのがおすすめです。
よく噛むことで、口臭を抑える?
よく噛むことで口の周りの筋肉を動かし、唾液腺を活発に働かせます。歯ごたえのあるものを選んで食べるようにし、20回を目標に咀嚼しましょう。水分補給は大切ですが、あまり噛まずに水で流し込むことがないよう注意してください。
表情豊かに生活すると口臭が収まる?
舌を常に上あごにつけていたり、上下の奥歯を噛み締めた体勢でいると、唾液の出を悪くしてしまいがちです。笑顔を作った時の状態が理想的だと言われています。リラックスして、表情豊かにしゃべる機会を持つようにしましょう。
うがい用イソジン、コンクールF等の消毒液の活用で口臭が収まる?
風邪予防のうがい薬としておなじみのイソジンを薄め、マウスウォッシュの代わりに使用します。ポピドンヨードという殺菌力に優れた成分が入っているため、お口の中の細菌数を劇的に減らすことができます。また、コンクールFは緑色の液体で、基本的には歯科医院で購入できます。歯周病菌を殺す能力が高いクロルヘキシジンという成分が入っており、やはり薄めて使用します。
ハーブで口臭が消える?
クローブやカルダモン、フェンネルシード、パセリ、オレガノ、ターメリックなどのスパイスやハーブが口臭に効果的です。シナモンについては上述しましたが、スパイスやハーブは抗酸化作用の強いものが多いです。適度な刺激や香りもあり、口に入れて舐めたり、かんだりすることで抗菌消臭効果と唾液の分泌を促進する効果が望めます。
特に、黒い小さなネジみたいな、クローブ(チョウジのつぼみ)を口に含んで噛む方法は、口臭対策としてインドのアーユルヴェーダにも出ており、現代でも一定の評価を得ています。これは携帯にも便利かもしれません。
本当は怖い、アナタのあんな癖や習慣が口臭を悪化させている
朝食を抜くことで、口臭が悪化する!
起床後の口腔内が最も細菌が多く、口臭が発生しています。ある研究では、起床後の口臭を測定し、その後朝食を食べて、ハミガキもしないでもう一度測定すると、朝食後の口臭は明らかに低い値を示しました。朝食を食べることで、唾液がたっぷり出たため、ハミガキをしていなくても口臭が抑えられたのです。
朝食抜きは口臭を増大させる最悪の習慣
朝食を抜くと、唾液は少ないまま、細菌は多いまま、で午前中を過ごすことになります。加えて、空腹時には空っぽの胃を守るためにすい臓からでるすい液が胃酸を中和してくれる際に独特のニオイを発します。この両方のニオイが混じって、かなりの口臭になりえます。ですから、朝食抜きでそのまま出勤、というのは最悪のパターンなのです。少しで良いので、朝食を食べる習慣をつけましょう。
コーヒーは口臭を悪化させる定番アイテム
コーヒーも口臭の原因となることがあります。コーヒーの中にはコーヒー豆の微粒子が多く含まれており、これが非常に舌に付着しやすいのです。もしコーヒーに砂糖やミルクを入れた場合、さらに舌に細菌が繁殖しやすい環境となります。
コーヒーは唾液を少なくする要素が多い。
また、コーヒーにはお口のPhを下げる働きがあります。加えて、利尿作用がありますので、唾液の分泌はさらに抑制されます。緊張している時や疲れている時にはただでさえ唾液の分泌が低下しますから、そのような時に飲むコーヒーは口臭の原因となりかねません。対策としては、舌をきれいにすることが有効です。とはいえ、洗面所へ立てない場合は、コーヒーの合間に水を飲むだけでも違います。また、コーヒーを飲み終えた時に水を口に含み、舌を口蓋(上あご)にこすりつけるようにすると効果があります
タバコも口臭を悪化させることはあまりに有名
喫煙者の口臭は独特で、すれ違うだけでもそれと分かることがあります。このニオイは、お口の中や肺の中に付着するタールやニコチンといった直接の原因はもちろんですが、喫煙によって唾液の分泌が抑制されるため細菌が繁殖するという理由もあります。
喫煙はカラダの抵抗力を下げてしまう
また、喫煙によって体の抵抗力が下がり、きつい口臭を引き起こす重度の歯周病にかかる可能性が高くなっています。つまり、タバコのニオイと、ドライマウス、歯周病のニオイが混じり合って非常にきつい口臭になりがちです。対策は、禁煙するしかありません。
と言いたいところですが、身もフタもないので・・・歯や舌に付着するタバコの成分がニオイの原因の一つとなっていますので、舌をきれいにすることで口臭は多
少軽減する可能性があります。柔らかい布で舌の表面を拭うか、水を口に含み、舌を口蓋(上あご)にこすりつけるようにするときれいにすることができます。また、喫煙後すぐにマウスウォッシュで口をゆすぐこと、水分を補給することも心がけましょう。
玉ねぎ・らっきょうも口臭を悪化させる食品
玉ねぎ、らっきょうもニンニクと同様、ニオイ成分アリシンを含んでいます。牛乳やりんご、緑茶等でケアしましょう。
チーズは口を臭くさせるが、一過性のもの
チーズには、システインやメチオニンといった硫黄系のアミノ酸が含まれているため、これらが細菌と反応して口臭が発生します。チーズだけでなく、牛乳やヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品も同様です。しかし、これらは一過性のものですので、ハミガキできない場合にはマウスウォッシュを利用したり、水やお茶を飲んで、口の中の乳成分を極力なくすことでかなりの程度防げます。
キムチは体臭や口臭に繋がりやすい
キムチは、ニンニクのアリシンに加え、本格的なキムチにはアミエビやスルメイカなどが入っているので、生臭さもプラスされます。とはいえ、海鮮系はハミガキで解決されますが、主な問題は体内をめぐるアリシンです。食前食後の牛乳、りんご等である程度のケアは望めますが、唐辛子に含まれるカプサイシンの作用で代謝が上がるため、全身の毛穴からも活発にニオイが出て体臭となりやすい食物です。水分をとり、お風呂に入って汗を流すなどして排出を早めるしかなさそうです。
口臭まとめ
今回は、すぐにできる口臭対策や原因についてまとめました。この中でも大切なことは口臭の原因を突き止めることです。口臭の対策法を行っても中々口臭が収まらない。という方はもしかしたらそもそもの口臭の原因が間違えているのかもしれません。歯医者さんなどで、口臭の原因をしっかりとつきとめ、正しい対処法を行って下さい。当院では「口臭外来」を行っております。早い人で、その日のうちに口臭が解消するという方も少なくありません。
アナタの悩みがしっかりと解決されることを願っています。以上になります。今回の記事はアナタのお役に立つものでしたか?どくらぼは、毎日アナタのお役に立つ歯科情報をお届けしています。また今度も是非遊びに来て下さい!長い文章を最後までお付き合いいただき、ありがとうございました