この痛みをなんとかしたい!有効な歯痛の応急処置
この痛みをなんとかしたい!有効な歯痛の応急処置
病院の開いていない時間を狙ってやってくる歯痛ですが、みなさんはどの様な対応をしていますか?
今回は、歯痛の応急処置についての情報です。
備えあれば憂いなし。ご参考にしてみてください。
これは効く!歯痛の応急処置
歯を清潔にする
初期虫歯や知覚過敏の場合、患部に外的刺激が触れると痛みます。
そのため、食べかすや甘い物などが患部に付着しているとキーンとした痛みを感じます。
この場合は、うがいをしたり歯磨きをすると痛みが和らぎます。
歯間ブラシも有効なので試してみてください。
患部を冷やす
絶えられないほどの歯痛の原因は歯髄(歯の神経)の炎症です。
歯髄の炎症が起こると歯の内圧が上がり、神経を圧迫して脈打つようにズキズキとした痛みを感じます。
この場合、冷やすことにより炎症が鎮まり圧も低下するので痛みが和らぎます。
身体が温まると血流がよくなり、歯の内圧が高くなってしまうのでお風呂やお酒は避けたほうがよいでしょう。
処置としては、患部があるほうの頬全体を冷やすと効果があります。
また、頬を冷やすだけでは痛みが治まらない場合は、氷を口に含むと効果的です。
しかし、知覚過敏や初期の虫歯の場合は冷やすことが逆効果になるので、冷やしても痛みが治まらなかったり、痛みが増す場合はすぐに中止してください。
痛み止めを飲む
歯痛を感じたら、痛み止めを飲むのが一番効果があります。
しかし、痛み止めは痛みが頂点のときに飲んでも効果を感じれない場合があるので、辛い痛みが来る前に飲む事をおすすめします。
痛み止めは、飲んで効果が現れるまでに20分~30分かかるので、少し早めの服用がいいようです。
正露丸を患部に詰める
初期虫歯の場合、患部に正露丸を詰めると痛みが和らぎます。
正露丸の主成分が、歯科で使用されている消毒用と同じ成分であり、鎮静作用があるからです。
しかし、正露丸を詰めると痛みが和らぐのは、冷たいものがしみたり食後に歯が痛むという初期虫歯の時期のみです。
虫歯が進行した歯に使用すると、より悪化しますのでお気をつけ下さい。
痛みが和らいだら、正露丸は患部から必ず出してください。
おわりに
いかがでしたか?
応急処置は様々ありますが、虫歯の進行具合によって効果が変わってきます。
効果がある場合と、逆効果になる場合もあるので、自分の虫歯がどの程度進んでいるのかを把握したうえで行うことが大事です。
応急処置の後は必ず専門医に診てもらってください。
参考文献:http://www.seirogan.co.jp/products/seirogan/