骨がないとインプラントはできない？

こんにちは　院長の亀井です。

今日はインプラントのお話です。

インプラントとは　チタン製のねじです。

様々なメーカーから出ていますが、　
サイズは直径４ｍｍ　長さ１０ｍｍ位が平均です。

これを骨の中に入れますので、　
このサイズ　プラス１～２ｍｍの骨
は必要となります。

インプラントの相談で、　
「骨がないのであなたは
インプラントできないといわれた」
と私のところに相談にくる方が、
多くいらっしゃいます。

実は　そんな方のほとんどは
インプラントが可能です。

骨がなければ、作ればよいのです。

今日は60代女性の例です。
上の奥歯がありません。

骨が少ないということで、
インプラントをあきらめていた方です。

 

写真右のほうの白いのが
インプラントです。

この2本は　骨があるところに
入っています。

写真左隣に　インプラント
を入れようとしても　
上顎洞と呼ばれる　
空洞があり、骨がありません。

そこで、サイナスリフトという　
手術で骨を作ります。

写真は　骨を作る処置をして半年後です。
 

骨が出来て　
インプラントが無事に入りました。

サイナスリフトは　
かなり高度な技術が必要です。

他の歯医者さんで断られる理由も
少しわかります。

この患者さんは
入れ歯を入れずに済んだと大喜びです。