ノーブルデンタルオフィスはどう変わるのか?

先月にも告知した通り 4月から ノーブルデンタルオフィスは完全自由診療の医科歯科クリニックとして生まれ変わります。 一体何が変わるかというご質問が多いため、この場でお答えいたします。 まず 4月前から継続治療以外の保険診療は行いません。これからの当院の治療は健康保険制度の枠組みにとらわれない、世界基準で最先端の治療を行っていきます。

大きく上げると

・デジタル化や海外メーカーとの連携による最先端検査及び治療
・完全メタルフリー治療
・グループ内医科クリニックの各診療科医師との医科歯科連携治療
・短期集中治療
・マイクロスコープによる精密診療

以上は 保険診療を行う医院ではできない事ばかりであります。治療費は今までよりかかる治療もあるかと思いますが、決して損させない治療を行いますのでご安心ください。

デジタル化、海外メーカーとの連携による最先端検査及び治療

患者さんの困っていることを解決するためには多くの身体情報が必要になることがあります。患者さんの住んでいる近隣での歯科では対応できなく困って当院に飛行機や新幹線を利用し遠方から来院される方が多くいます。そのような方は保険適応の一般的な検査では原因を特定することは不可能であり 血液検査や尿検査 遺伝子検査など海外の検査会社に依頼しております。日本国内は残念ながら医療技術が欧米に比べ遅れているため日本で検査できない検査事項があるためであります。
私は米国抗加齢医学会の認定医を取得し最新の検査、治療をいち早く入手することが可能なため最新医療を提供できます。

現在歯科界は他の業界よりは遅れておりますが、治療のデジタル化が進んでおります。
私が歯医者になったころ25年前は レントゲンはフィルムでしたし、パソコンなどほとんどありませんでした。 しかし現在は当たり前のようにデジタル化が進んでおり、当院でも20台以上のパソコンが稼働中です。ベテランの院内技工士が在籍してますが最新のかぶせ物を作製するにはパソコンを使用する作業が増えております。当院に通院中の皆さまはお気づきかもしれませんが、CADCAMと呼ばれるか数千万円もするジルコニア加工機を導入しています。自由診療をすでに受けている方は、赤字覚悟ですでに使用、治療に使用しております。型どりは、口腔内スキャンにて行われ粘土のような印象材を使用することも少なくなってきました。これらはデジタル技術の進歩のおかげであり保険診療では使用できません。

完全メタルフリー治療を目指して
当院では原則金属を使用した治療は行いません。
デジタル技術の進歩のおかげで、現時点で一部の義歯および矯正、インプラントは技術的に不可能なものもありますが、今後の歯科医療の技術進歩によって完全メタルフリー治療は可能となると思います。
当院では約10年前より日本では珍しいジルコニアインプラントを行っておりました。始めた当初はジルコニアの強度などに不安があったため症例を選んでジルコニアインプラント治療を行ってきました。現在では強度の不安はほとんどなくなりましたので、症例数はかなり増えてきております。金属の有害性は金属アレルギーをはじめ多くの疾患が世界中で報告されており、世界の歯科医療の潮流はメタルフリー治療であります。ノーブルデンタルオフィスは完全自由診療の医院になることで可能な限りメタルフリー治療を目指します

グループ内の医科クリニックの医師達との医科歯科連携治療
私亀井は 現在8医院の医療法人グループの理事長であります。表参道にあるクリニックには内科、皮膚科、麻酔科の医師が数名在籍しております。口腔内のトラブルは原因が口腔内にあるとは限りません。また逆に全身の疾患の原因が口腔内にあることもあります。世界の学会で全身と口腔内の関連性については疑うものではないとはっきり言われております。日本では大学を見てもわかるように歯科と医科にははっきりとした壁があります。ノーブルデンタルオフィスは 自由診療専門になることで私の考えに賛同してくれるグループ内の医師の協力をもとに個々の患者さんの全身の健康に携われる医科歯科連携の体制になります。
この考えに賛同していただける医師は増えており、グループ外の世界中の有名クリニックとも連携を進めております。 患者さんの口腔内から全身の健康に携われるように心がけます。

短期集中治療
当院にて4月以降初めて受診する方 もしくは3年以上受診されていない方は歯科ドックを受けていただくことになります。 保険診療は病気の治療のみを対象にしており、予防という考えはほとんどカバーしておりません。まだ病気になっていないが、なりかけているところもしくは 今は問題ないが将来問題になる可能性を洗い出すために歯科ドックを受けていただきます。症状がなくても虫歯、歯周病になっていることは珍しくありません。虫歯、歯周病、かみ合わせ、姿勢、食生活など様々な角度から検査し報告書をまとめます。それをもとに 患者さんとともに希望を取り入れた治療期間を最初に立案いたします。 口腔内の治療ゴールを最初に決めることで、計画的に治療が可能となりまた医学的に非常識な保険診療の順序のルールなどにとらわれることなく、個々の状況にあった 治療をまとめて行います。
遠方から来院される方のために丸1日その方だけに予約治療をすることも可能となり、保険診療でかかった回数の5分の1に抑えることも可能です。

マイクロスコープによる精密診療
マイクロスコープは最大20倍の倍率で治療個所を診ることができます。
当院では15年前の開院時より世界最高メーカーであるカールツアイス社製のマイクロスコープを導入し使用してきました。保険診療であっても必要と判断した場合は使用してきましたが、残念ながらマイクロスコープがだいぶ普及してきた現在でさえマイクロスコープを使用した治療は保険診療で評価されておらず、使用はボランティアとなっております。
今後 当院の自由診療では時間的な余裕が生まれますので、可能な限り使用していこうと思います。使用することで治療精度の向上、治療部位再発の予防につながります

以上自由診療専門医院 ノーブルデンタルオフィスのて行われる概要であります
何か不明点がありましたら お気軽にスタッフまでご質問ください

ノーブルデンタルオフィス 院長 亀井勝行