血液オゾン療法
「最近、疲れがなかなか取れない」
「むくみや肌荒れが気になる」
「ずっと若々しく元気でいたい」
このようなお悩みを抱えている方も、きっと多いかと思います。
身体が疲れているときは、どうしても抵抗力や免疫力が落ちてしまいがち。そうすると、歯科治療を受けてもなかなか治りにくかったり、病状が悪化しやすくなってしまいます。
当院では、身体本来の治癒能力を引き出すための「血液オゾン療法」も実施しています。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
血液オゾン療法とは
血液オゾン療法とは、オゾンガスを利用して血液を活性化させることにより、身体の抗酸化力を強化して体の不調を改善していく治療です。
具体的には、自身の体の中から血液を100ccほど採取し、これに医療用のオゾンガスを注入して混合します。そうすると血液はオゾン化しサラサラな状態になりますので、そのきれいに浄化された新鮮な血液を点滴でゆっくりと再び体内に戻していきます。これにより、身体全体が活性化し、免疫力の改善や酸素化の促進、抗酸化作用の向上、細胞活性化など、さまざまな効果を得ることができます。
またイギリスでは、100歳を超える長寿であったエリザベス女王のお母さま「クイーンマム」が、老化予防のためにオゾン療法を定期的に受けられていたことでも有名です。
血液オゾン療法の効果
血液オゾン療法は、慢性疲労・肩こり・冷え性や、コレステロール値のお悩みに対応するほか、血行が促進されますので、指先や足先、脳や目に酸素が行き渡り、手足が温まる、頭がスッキリする、視界がクリアになるなど、さまざまな効果が期待できます。
また、エイジングケアの効果はもちろんのこと、医療の分野においても保険診療の治療では改善しない症状や疾病に大きな効果が期待できます。
医科の分野においては、B型C型の肝炎やHIVのウイルスの増殖抑制、脳血管疾患・虚血性心疾患・閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性疾患や糖尿病性腎症などにも適用されており、歯科領域では、歯科治療にともなう全身への炎症拡大を抑止する効果のほか、歯周病やインプラント周囲炎の治療や予防などにも効果があることが判明しています。
細胞の活性化 冷え性
- 冷え性・肩こり・頭痛
- 美肌効果(くま、くすみ、シミ)
- 認知症・脳血管障害の予防
抗酸化力強化 美肌・老化予防
- 美肌効果(シミ・シワ・たるみ)
- 病気・老化の予防
- 生活習慣病・がん・パーキンソン病の予防
エネルギーアップ 疲労回復
- 疲れやすい方に
- 病気の予防
代謝アップ ダイエット
- 太りやすい方に
- 痩せにくい方に
免疫バランス調整 アレルギー
- 花粉症
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
細胞の酸素化 血液サラサラ
- 血行、冷え性、病気の予防
- 高血圧、コレステロール、中性脂肪の方に
- 動脈硬化、狭心症、心筋梗塞の予防
免疫力強化 風邪・感染症の予防
- がん、悪性リンパ腫、白血病
- インフルエンザ、肝炎、HIV
細胞の修復 エイジングケア
- 骨髄中の幹細胞を稼働させ、傷ついた細胞の修復
お口の健康に関する効果
- 歯科治療に伴う、全身への炎症拡大抑止効果
- 歯周病やインプラント周囲炎などすべての口腔感染症の治療や予防
- 口腔に生じるすべての急性炎症および慢性炎症の抑止効果
- 歯周病治療の効果促進
- 唾液減少症(口腔乾燥症)の改善
- 口腔内の不定愁訴の改善
全身疾患への治療効果
- がん、悪性リンパ腫、線維筋痛症
- 自己免疫疾患(慢性関節リウマチ、多発性硬化症、クローン病、アトピー性皮膚炎、エリテマトーデス)
- ウィルス性疾患(B型,C型肝炎、HIV、パピローマウィルス、帯状疱疹、ヘルペスウィルス)
- 慢性腎不全、慢性疲労症候群、脳神経退行性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病、痴呆)
- 呼吸器疾患(肺気腫、COPD )、真菌感染症、眼科疾患(白内障、緑内障、加齢性黄斑変性症)
- 動脈閉塞性疾患(心筋梗塞、脳梗塞)、下肢静脈瘤、糖尿病(糖尿病性末梢神経障害、糖尿病性壊疽)
施術の流れ
STEP1
100~150ml程度の血液を採取します。
STEP2
一定量の医療用オゾンを血液に加えます。
オゾンの量は、多すぎても少なすぎてもよい結果を得られません。 投与後に代謝と免疫系を活性化するために、もっとも効果のある量のオゾンを、 正確に測定して投与します。
STEP3
オゾンで活性化された血液を、そのまま体内へ戻します。
個人差はありますが1回の治療でも十分に効果はありますが、継続的におこなうことをお勧めします。
治療が目的の場合は1~2週間に1回、予防やエイジングケアが目的の場合は、1か月に1回のペースを目標に継続されることをお勧めします。
副作用について
オゾン療法の安全性に関する論文によると、副作用の発現率は0.0007%と極めて低く、かつ、いずれも素早く消失する程度の軽い症状であったとされています。
オゾン療法は、正しい施術法で行えば極めて安全な治療と言えますが、かつてはオゾンガスを直接静脈投与するなどの誤った適用法で起きた事故もあり、オゾン療法に精通した医療従事者のもとで適切な治療を受けることが大切です。
オゾン療法の禁忌としては、甲状腺機能亢進症やG6PD欠損症が挙げられます。
当院では、これらの問題がないかを事前に確認したうえで治療を行います。