自由診療歯周病治療プログラム with O2 room

当院では、日本を代表する研究機関である神戸大学、京都大学などと日本気圧バルク工業による共同研究による高品質な「高気圧酸素ルーム（軽度高気圧濃縮酸素室）」を完備しています。血中の溶存酸素を増加させることで酸素が微細な毛細血管にも行き届き、嫌気性菌である歯周病菌の減少が可能です。

当院では、歯周病の治療について、「短期集中治療」に対応しています。もちろん歯周病治療は治療後に定期メインテナンスに移行しますので、治療して終わりといったものではありませんが、治療の部分をできるだけ短期間にすることで患者様のご負担を抑えることに配慮させていただくことが可能です。

当院では、歯周病の治療について、「リラックス治療」に対応しています。保険治療と違い、集中して質の高い治療を行うため、１回の治療時間が長くなることもありますが、静脈麻酔といって、点滴で眠ったようなリラックス状態となり、治療に伴う「苦痛」「痛み」「恐怖」などを回避可能です。

当院では口腔細菌検出装置「orcoa（オルコア）」を完備しています。歯周病菌には様々な種類のものがありますが、特に危険な歯周病菌は以下の「レッドコンプレックス」です。

・タンネレラ・フォーサイシア　※T.f菌
・ポルフィロモナス・ジンジバリス　※P.g菌
・トレポネーマ・デンティコーラ　※T.d菌

この3つの中で一番注意しなければならないのは、歯周病菌の親玉であるポルフィロモナス・ジンジバリス（通称P.g. 菌）です。病原性が非常に高く、歯ぐきの血管を通って、全身疾患のリスクを高めるとも言われています。orcoa（オルコア）は、このP.g菌をスピーディー（45分ほど）に測定可能です。 

歯周組織再生療法は、歯周病によって損傷を受けた歯周組織を回復させるための治療手法の一つです。歯周病が進行すると、歯ぐきや歯槽骨などの歯周組織が炎症や損傷を受け、これが進行すると歯が抜ける可能性があります。歯周組織再生療法は、これらの損傷を修復し、歯を支える組織を再生させることを目的としています。

マイクロスコープを用いた歯周外科処置では、高倍率で歯や歯ぐきの微細な構造を拡大観察できるため、歯周病治療や手術の際に微細な状態を把握可能です。これにより、炎症部位や感染巣を正確に特定し、血管や神経を損傷せずに手術を行うことが可能です。マイクロスコープを利用することで、歯周外科処置の成功率向上が期待できます。

エクソソームジェルを専用のトレーに入れて使用します。この方法では、歯や歯茎に刺激を与えることなく、歯周病等の原因となる菌だけでなく、口臭の原因となるバクテリアをも中和します。歯肉の腫れを抑え、歯肉を引き締め、健康的な口腔内へと整えていくことで、弱った歯肉や歯周ポケットの修復促進に期待ができます。