歯の型取りの仕方について
こんにちは 院長の亀井です。
今日は 歯の型取りの仕方についてです。
むし歯などで、歯を削ると
必ず 削った後を
塞がなければなりません。
削った穴が大きければ
型取りをして、
技工士さんに被せものを
作ってもらうことになります。
当院では 自費診療においては、
精密な型取りをするために、
シリコン印象と呼ばれる型取りをします。
この方法が最も精密に型取りができます。
ただし、非常にコストと手間がかかるため、
どこの歯医者でも行われるわけではありません。
このやり方で 型取りしている歯医者なら、
かぶせものにこだわりを持っていると思われます。
現在通ってる 歯医者さんのこだわりを
知る参考にしてください。
step1
型取りをする歯の周りに細い糸を1本入れます。
これは 歯茎の中から出てくる
浸出液と呼ばれる
水分を取るために入れます。
型取りは 水分があると うまくできません。
step2
もう一本 先ほどの糸より
太いものを歯の周りに入れます。
これは 歯茎を押し広げるために入れます。
歯茎が邪魔していると
良い型取りはできません。
step3
個人トレーと呼ばれる
型取りするための枠を用意します。
これは その人に合わせた、
オーダーメイドの枠です。
これがないと、型取りの材料が変形する
可能性があります。
step4
最後に型取りです。
歯茎の中まで 型取りができています。
これで 精密な模型ができます。
以上シリコン印象の流れでした。
こだわりの治療の参考にしてください。