子供の受け口

こんにちは 院長の亀井です。

 

今日は、子供の歯並びについてです。

9歳の女の子です。

お母さんが心配して連れてきました。

他の 歯医者さんでは
「大人の歯に生え変わってから 矯正しましょう」
と言われたそうです

写真のように、前歯のかぶさりが
 反対になっているかみ合わせです


 

因は顎が狭いために
下の歯が前に出ています。

残念ながら、大人になるまで待っても 
歯並びが治るほど 顎は成長しません。

そこで、 私は彼女に、顎の成長を促し、
顎の幅を広げる、拡大床と呼ばれるものを、
下あごに入れました。


 
 
写真のように 徐々に
前歯に隙間があいてきました。

上と下のかぶさり具合も
改善してきています。

すると、写真左の二番目の歯が
内側に生えてきました。

上の顎も狭いので、上にも拡大床を入れます

 

上の顎もだいぶ広がり、
かぶさりは改善しました。

そして12歳 矯正終了時の写真です。
 

もし子供の間に矯正を始めていなければ、
おそらく歯を抜いて
ブラケットと呼ばれる装置を付けて
矯正することになっていたでしょう。

おまけに、費用も3倍以上
かかっていたと思われます。

子供の矯正は待つ意味はありません!