虫歯の検査

こんにちは 院長の亀井です。

今日は虫歯の検査のお話。

虫歯とは、歯が溶けていく状態のことです。

最初は白く濁った色になりますが、
次第に茶色、黒色と変化をしていき、
ついには穴が開きだします。

穴が開いていれば 
虫歯とはっきりしますが、 
穴が開く前の虫歯は治療すべきか否か、
歯医者のわれわれも迷うことがあります。

とがったもので 歯を触ってみて軟らかければ
治療すると判断することが多いようです。

判断基準が あいまいなのも事実です。
そこで 当院の虫歯検査機器を紹介します。

40代の女性 です。
 

写真 真ん中の歯の一部に
穴が開いていますが、
痛みはないそうです。

下の機械は 
ダイアグノデント(ドイツ製)といいます。

虫歯をレーザーで調べるものです。
 

赤い光のレーザーを穴に当てます。
 

すると 32という値が出ました。

15以上は 何等かの治療が
必要と考えています。

 

そこで、 歯に詰まっている
樹脂を外してみました。

歯はほとんど削っていません。

大きな穴が開いて 神経が見えそうです。
 

なんとなく、真ん中のところが茶色いですね。
とがったもので 触ると 神経に触れそうです。

そこで、レーザーを当てて調べます。
 

歯にはまったくダメージは与えません。
 
最大54の値が出ました。

茶色部分も大きな虫歯です。

これ以上削ると神経が出てしまいますので、
歯を削らない、虫歯治療である
ドックベスト療法を行いました。

(ドックベストについて詳しくは
 以前のブログ見てくださいね。)

歯を触らずに、虫歯を調べるこの機械

すぐれものです!

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